サンタスのはじめてのお客さん
現在工事中のサンタスにはじめてのお客さんがきました。オープンしていないのに誰でしょう?
オープン前のはじめてのお客さんはなんとツバメ!!
日本最大級の屋内ピットのTIRE BASE(タイヤベース)924㎡と広く、元気なツバメが7匹飛び交っていました。
「ツバメは縁起がいい?」と昔から言われますが、理由があるのでシェアしたいと思います。
ツバメは縁起がいい?
ツバメは夏の時期を日本で過ごす「夏鳥」といわれる渡り鳥です。
春になると、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなど遠く南の方からはるばる日本へとやってきます。
昔から害虫を食べて農作物を守ってくれる益鳥として、ヒナを守るために人の出入りが多い家の軒先に巣を作るので「商売繁盛」の象徴として大切にされてきました。
人の存在によって外敵を遠ざけるというのは、ツバメは頭がいい鳥ですね。
親鳥は、泥やワラ、枯れた草を口にくわえて運び、それを粘着性のある唾液で固めて巣をつくっていきます。
ツバメは新しく巣をつくることもあれば、空いている巣を直して使うこともあります。
前の年に子育てに使った巣と同じ巣に戻ってきて、そこでまた子育てを行う親鳥もいます。
ツバメの餌はハエ、ガ、アブなどの小さな虫です。
ひなは1日あたり1羽で100匹以上の虫を食べているという報告もあります。
たくさん餌を運ばないといけないツバメの親鳥は働き者ですね。
頭がよくて、働き者のツバメが作る巣は「縁起がいい」象徴として昔から言われる理由があります。
- 幸運が舞い込んでくる場所
- 良好な人間関係が築ける環境
- 病気になりにくい
- 玄関が綺麗になる
- 自然災害に遭わない
幸運が舞い込んでくる場所
昔から鬼門(北東)は災いが入って来る方角なので家を建てるときには重視されていました。風水でも、鬼門にあたる場所は悪いエネルギーが蓄積され災いが起こりやすいと言われています。
ツバメが巣を作る場所は鬼門ではないので、幸運がたくさん舞い込んでくる場所ということです。
ツバメの巣がある場所は「縁起がいい」と言われているのです。
良好な人間関係が築ける環境
優しい人は、動物の巣を壊したり撤去したりしません。そこに住んでいる人は優しい人が多いということです。
優しい人の所には同じような人が集まります。
良好な人間関係が築ける環境が「縁起がいい」と言われているのです。
病気になりにくい
ツバメの巣ができると、人間にとって害虫になる虫をたくさん食べてくれるので、その結果、虫がいなくなります。
悪い病気を蔓延させる原因の虫がいなくなることは、人間にとってはとても嬉しいことです。
病気になりにくいので「縁起がいい」と言われているのです。
玄関が綺麗になる
ツバメが玄関に巣を作ることが多く、その下には、ヒナに餌を運ぶために、たくさんの餌を食べた親鳥の糞がたくさん落ちることになります。
玄関先に糞がたくさん落ちていたら、多くの人はこまめに掃除をします。
玄関は幸運の入り口ですので、清潔に保たないと多くの幸運が舞い込んできません。こまめに掃除をすることになり、いつでも綺麗で清潔に保たれた玄関からは多くの幸運が舞い込んでくるのです。
幸運が舞い込みやすくなるので「縁起がいい」と言われているのです。
自然災害に遭わない
自然と共に生きている動物には、人間には計り知れない危険を回避すると言う本能が大変発達しています。
ツバメも同様で、巣を作るときに自然災害に遭い巣がつぶれてしまうような場所は選ばないのです。
自然災害が起こらない安心して子育てができる場所なのです。
自然災害の心配がないので「縁起がいい」と言われているのです。
なんとなくツバメは「縁起がいい」と思っていましたが、理由があったんですね。
しかも、サンタスに現れた7匹のツバメ。
ラッキーセブンは、英語「lucky seventh」からの外来語で、野球で7回の攻撃を意味します。
7回になると投手は疲れが出始め、逆に打者は投球に慣れてきて、得点のチャンスに恵まれやすいことから、7回の攻撃を「ラッキーセブン」と呼ぶようになりました。
「商売繁盛」「縁起がいい」「ラッキーセブン」と嬉しくなるようなお客様でした。